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温故一新、伝統を守り新しいことにチャレンジを

土井志ば漬本舗が手がけている志ば漬(柴漬け)は、私たちの本社と工場、そして自社農園がある京都・大原の地で千年も前から作られ、親しまれてきました。ユネスコの無形文化遺産にも登録されている和食には必ず漬物が添えられており、そこに柴漬けが添えられていることがとても多いことを考えると、私たちがお作りしているのはとても重要な国民食でもあるといえるでしょう。
伝統を重んじている企業ではありますが、常に新しいことへのチャレンジ精神を持つ企業でもあります。志ば漬を使った新しい商品の開発や、志ば漬をもっとカジュアルに楽しんでいただくための飲食店の展開など、これらの発想やアイディアには社内から上がってきたものもたくさんあります。若い人から上がってきた提案を否定することも一切ないので、「老舗だから新しいことはしない」というイメージとはまるで別物だとお考えください。
私たちの会社を大きな木に例えると、志ば漬は太い幹です。その幹から枝葉のように新しい商品や新展開の事業などが広がっています。幹さえしっかりしていれば、枝葉の部分では大胆なこと、面白いことにどんどん挑戦できるというのが土井志ば漬本舗の考え方です。
誰にでもチャンスが、何度でもある会社。新しいことを否定せず、むしろそれを面白いととらえてどんどん形にする会社。土井志ば漬本舗が掲げる「温故一新」という言葉には、こんな社風が表現されているのです。

土井志ば漬本舗は、こんな会社です

伝統を守りつつ新しいことにチャレンジしていくには、社内の仕組みや雰囲気が開放的でなければなりません。それを象徴するのが、社長室です。代表自身が「社長室は要らない」といっているほどで、社長室のドアは常に開けっぱなしです。何か提案したいこと、相談ごとがある人が自由に出入りして話ができるようにするためです。逆に社長室の中から社内の雰囲気が分かるので、そこから感じ取れることもあるからです。
有名なドラマのセリフではありませんが、物事は常に現場で起きていると思います。現場で一緒に仕事をすることでそれぞれの現場で仕事をしている人の思いを知ることもできますし、そこから新しい提案や気づきが得られることも多々あります。お客さまから直接感想をもらえることもありますし、その意味でも現場を大切にする意義は大きいでしょう。
上司だから、社長だからといって現場にあまり入らないようでは、面白い発想も生まれてこないのではないでしょうか。社内だけでなく社外にも出て、常にいろいろなことに関心を持ってアンテナを張っているような人が、新しいものを生み出しています。
そんな人たちと一緒に面白い仕事ができることを、土井志ば漬本舗はとても楽しみにしています。