
社長ブログ
日常
2025.07.01
大原 寂光院 赤しそ法要
本日7月1日、京都・大原にある寂光院さんで「赤しそ法要」が行われました。
赤しそ法要は、しば漬けの原材料である赤しその恵みに感謝し、
その年の豊作を祈願する大切な行事です。
大原で古くから育てられてきた赤しその
その鮮やかな色と芳醇な香りは、京都の伝統的な漬物 しば漬づくりには欠かせない存在です。
この「しば漬」という名前は、平安時代に寂光院で余生を過ごした建礼門院が
献上された漬物に「紫葉漬(しばづけ)」と名を付けたことが由来と伝えられています。
しそとともに生きてきたこの土地ならではの文化が、今も静かに息づいています。
法要の本堂では、しその香りが漂うなか、
自然の恵みに手を合わせる厳かな時間が流れました。
受け継がれてきた味と文化が、これからも続きますように。
今年も、おいしい志ば漬が漬け上がりますように。